トスカーナの海へ行ってきた

オルヴィエート滞在も残りすくなってきたある日、トスカーナの海へ出掛けてきた。
トスカーナといえば、通常フィレンツェ、シエナ、オルチャ渓谷などの丘陵と糸杉のイメージを浮かべるが、実はトスカーナ州は海もあるのだ。海はティレニア海に面して、あのナポレオンが島流にあったエルバ島やトスカーナ群島などの島々もある風光明媚な海岸エリアだ。オルヴィエートからだとクルマで約2時間はかかるが、途中の道はアウトストラーダではなく一般道路でも快適に走れる道が続く。周囲は牧草地隊、ローマの松並木、そして向日葵畑が延々と続く、途中、いくつかいの小さい村を通り過ぎるが、これまた、どこかのTV番組の如く美しい村々続く。それぞれの村や町は個性的で岩の洞窟を掘った住居の村もある。まるで「トスカーナのマテーラ」とも言える。

海へ向かうほど下り坂は一直線にどこまでも続くのだ。そして空の視界の広くなり海が近くなったことが感じ取れる。

目的地はポルト・サント・ステファーノとポルト・エルコレだ。日本でいえば、さしずめ江の島のようだが、島のようでありながら半島の地形になっている。6月の中旬だが、既にバカンス気分は満載だ。イタリアでは学校は既に6月から夏休みなので子供たちも海に入ったり、魚釣りにエンジョイしている。我々はポルト・エルコレにある魚介料理専門店で地魚入りのパスタを食べて満喫した。

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