久しぶりに見たランチア・イエナ。相当前の話だが葉山にあったザガートにいつも展示してあった。そこの今は亡き店主から「どう??買わないって」いつも言われていたことを思い出す。折しもルオーテクラシケ にも記事が掲載されている。
90年代初頭のザガート社、ランチア・デルタ・インテグラーレを引用してスポーツカー作ることを決める。形はハイエナからとり、ミラノのテラッザーノのアトリエでのこと。
類まれな素性:ランチア・デルタ・インテグラーレ16V EVO.のシャーシがベースとなり、ザガートの伝統にどおりにアルミボディ。カーボンケプラーの材料を用いる。
ネオクラシカなスタイル。必要最低限にして表現された筋肉質なフォルム。自然の強さは獣のフォルム。製作に関わるトライアングルは、トリーノ、ミラノ、ブリユッセルモーターショーです。軽さへの賛歌、シャーシはデルタ、キャビンはアルファロメオSZから流用されている。素材はカーボンファイバーで出来ている。極少量の台数、僅か23台しか作られなかった。