ランチスタにとって、ブランド復活を待ち望んでいます。最近ではデルタ・インテグラーレの復活の提案も常に挙がっています。
今、お目見えしたのが、フラミニアの復活の提案です。
コンセプトは、50〰60年代のフォルムによるロマンティックな復活です。エレガンテな印象に生命を与え現代風に解したセダンです。フラミニアは50〰60年代にイタリアが経済成長時代に、ランチアブランドの生産するマイルストーンの一つとして、エレガントなセダンでした。
かの有名なマストロヤンニやイタリアのボルゲーゼ階級の人は、フラミニアを日常的に使用する程の人気車でした。
1957年にデビュウしたフラミニアは、セダンの他にクーペやGT、カブリオなど様々なタイプがあり、ピニンファリーナ、ザガート、トゥーリングなどが制作を担当した。販売は10年以上も続くロングライフモデルとなり、1970年まで販売されました。
現代に甦るフラミニアは、歴史的なランチアブランドのDNAを具現化されたフォルムとなっています。その全体のフォルムは、四角張ったところは少なく、柔らかなカーブを多用されたものとなっています。少し長めのフロントノーズにたっぷりな大きさの3ボックススタイルとしています。50年代のモデルより明かに低められた流麗なボディを形成しています。このフラミニアの美的提案は、しかしながらオリジナルのフラミニアの主要な特徴を維持しています。フロントグリルも旧型にあるランチアのロゴはモダンデザインに変更されています。