トゥーリングは、その後パッシオーネに向けて数々のモデルを手掛けてきました。
![](https://i2.wp.com/ryutridente.com/wp-content/uploads/2020/01/AA423071-4526-4E76-B936-2BC9AA1C13AC.jpeg?fit=720%2C540&ssl=1)
ハドソンイタリア、アルファロメオ1900スプリント、アルファロメオディスコヴォランテ、ランチアフラミニアGTとコンバーチブル、アルファロメオ2000スパイダー、アルファロメオ2600スパイダー、マセラティ3500GTと続きます。ようやく戦中、戦後の苦難の時代を乗り越えました。
続いてアストンマーチンDB4やDB5、ランボルギーニ 350GTや400GTのボディにもスーペルレッジェーラによる制作に携わってきました。
![](http://ryutridente.com/wp-content/uploads/2020/01/3D0FB5B1-709C-4B02-BA0D-20A04D49A227-1024x768.jpeg)
しかしその後、フィアット124セダンのコンバーチブル版プロトタイプを製造したに及ばず、より大きいサイズに固執し、伝統的な手法と高い水準に執着した結果です。さらにミラノ近郊に新設した工場への多額の投資とスポンサーのキャンセルなどにより、店を閉じることになりました。
![](https://ryutridente.com/wp-content/uploads/2020/01/A9FA976F-C84B-49C8-BF13-08313579D712.jpeg)
![](https://ryutridente.com/wp-content/uploads/2020/01/EEA49479-BE7A-46FC-BBC7-26D9F7C23526.jpeg)
トゥーリングが最後に制作したモデルは、歴史上でも最も美しいシューティングブレイクと英国のグランツーリスモであるジェンセンインターセプターでした。