FCAグループはマスク製造に着手するようです。
つい先日、フェラーリがレスピレーターの製造をバックアップするとアナウンスしましたが、イタリアの自動車メーカーはコロナ対策に向けて加速させています。
CEOのマイク・マンリー氏はグループの従業員に対して、医療用サージカルマスクの生産に着手することをアナウンスしました。工場はアジアにあるグループ工場の一つをコンバートして製造するようです。月間の生産枚数は100万枚を目標とします。
今やマスクは世界中に絶対数が不足しています。少しでも供給出来れば医療従事者をはじめとする人々に役に立てることが出来るのです。かつてサージカルマスクは、腐るほど使えるディスポーザブル製品でした。筆者も医療現場に在籍していたころは、無用に浪費していました。それが今や感染から守る唯一の貴重なアイテムなるとは、想像だにしませんでした。