• ついにセカンドライフが始まるイタリア車好きのブログです。

3月9日以来、ずっと消息不明であったMC20プロトタイプが、突然に再出没しました。

ヴェネチアに出没した時のカモフラージュされたテーピングの柄とは違います。

今回出没した MC20 プロトタイプは、左右のフロントとリアフェンダー、リアバンパー、リアウインドウに赤い「 Stirling Moss 」の文字が貼られています。4月12日に亡くなった無冠の帝王と呼ばれたスターリング・モスの過去の栄光を讃えるための「MC20スターリング・モス」に変身しました。かつて、スターリング・モスがサーキットで駆った2台のレーシングスポーツ、250Fと420M/58が並んでいます。420M/58は、通称エルドラド(アイスクリームメーカーの名前)と呼ばれます。

昨年9月モーターギャラリーで撮影

この MC20スターリング・モス は、そのイメージカラーの白地に赤い文字が加わり、エルドラドを彷彿させます。

MC20スターリング・モスのリアウインドウはテーピングされていますが、ここにミッドシップされたV型6気筒エンジンが搭載されるはずです。そのエンジンは600PS以上を誇るツインターボシステムが採用されます。
リアウインドウの直下に2つのスリットが見えます。おそらく一つはハイマウントストップランプのようです。

もう一つはエンジンの熱を逃がすエアスリットかもしれません。そのスリットの中央部分は小さな突起物がありますが、リア視界を補うためのこれはスマートミラー高精細カメラかもしれません。リアウインドウが全面カモフラージュされているため、市販型MC20に搭載されるか判りませんが、フェラーリF8やSF90ストラダーレのような見せるエンジンルームになるのでしょうか…。
またこれまでに判っていることは、カーボンファイバーフレームが採用されるようです。
2022年には、ハイブリッドヴァージョンも登場する予定で、こちらは700PSを超える馬力となり、想定されるライバルとしてホンダNSXとマクラーレン570Sが挙げられています。

また、リアフェンダーのボリューム感は、3200GTやグランスポーツを彷彿させるシルエットは正しくマセラティDNAを感じさせます。

ますます詳細が明らかになるMC20ですが、コロナウイルス対策のフェーズ2へ移行よって、新たな詳細情報があるかもしれませんので、引続きフォローして行きます。


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