ご存知の通り、アルファロメオによる事業計画の中に、スポーツカーは急にキャンセルされてしまいました。そんな混乱状況のアルファロメオの売上低下は明らかになっています。
スポーツカーはアルファロメオにとって重要なカテゴリーでした。モントリオール、ジュリアGT、アルフェッタGT、アルファスッドスプリントGT、GTV、SZ、ブレラ、アルファGT、8C、4C。。。思い出してください。
しかしながら、4Cの跡継ぎは途絶えています。
故セルジオ・マルキオンネ氏によって発表された事業計画には、2022年までにスーパーカーや、ハイブリッドモデルのスポーツカーを発表することになっていました。つづいて2018年から2019年にV62.9Lのターボエンジンによる6Cの登場が期待されました。パワーは600馬力を超えるものです。
その後、トナレのコンセプトモデル発表とFCAグループとPSAグループの提携による巨大なグループの誕生により、アルファロメオのスポーツカーは完全にキャンセルされました。
アルフィスティにとって、スポーツカーはアルファロメオそのものの価値なのです。それ故に、SUVへの展開は誰も望んでいないのです。アルファロメオをはじめとするイタリアンブランドは、現在のトレンドであるSUVで販売を増やそうとする短絡的な発想で、お茶を濁してはならないと思います。アルフィスティの夢を絶やさないためにも、スポーツカーの復活に望みを託しましょう。
「アルファロメオ:スポーツカーが無くなる(2)」への1件のフィードバック