今月号のカーセンサーエッジは、マセラティ特集なのだが、そのテーマは題して「マセラティ好きで悪いか!」
このタイトルからして、かなり独断と偏見に満ちたマセラティ特集だと思った。
多方面から語るマセラティへの想いに、なかなか面白いではないかと思う。
ここに一部抜粋された記事が掲載されていますので、ご覧ください。
中でも筆者が興味をそそられたのは、「自動車の世界でもキワモノの道?」
ライターによるそれぞれのマセラティの世界観だ。
自動車ジャーナリストのS氏はマセラティはイタリア人がイタリア車だと思うクルマと言っている。
フェラーリとアルファロメオはグローバル商品、マセラティとランチアはドメスティック商品。要するに「フェラーリとアルファロメオは世界中の人がイタリアっぽいぜ!」と思っており、「マセラティとランチアはイタリア人がそう思うイタリア」と氏は述べている。
しかし筆者は全くそうは思わない。かつてイタリアに住んでいた筆者は、イタリア人にとってフェラーリもアルファロメオもマセラティもランチアもプレステージ性はそれぞれ差があるが、みな国産車だと思っている。だからマセラティは「イタリア人がイタリア車だと思うクルマ」なんて微塵もない。それは日本人がマセラティとイタリア車に描くステレオタイプの思い込みにすぎないのだ。 氏はかなり誇張して書いていると思うが、誤解を招くそのような表現に対して、マセラティとランチアにそんなレッテルを貼ってはいけないと思うのだ。
次は、駆け込み寺に尋ねた「古いマセラティを買っても大丈夫?」
ここでは2001年以前のマセラティは買ってはいけないと言ってるのだ。これはちょっと如何なものかな的な発言だ。それ以前のモデルを所有ているオーナーへ、そんな壊れやすいマセラティはお断りということだ。これも誤解を招くレッテルだ。マセラティを所有することは、その人それぞれのマセラティの世界観とライフスタイルなどによって、クラシックマセラティ、ビトゥルボマセラティ、現代マセラティと多様な選択肢があるのだ。また年式が古くなればどんなメーカーのクルマでも整備は難しくなり、パーツの入手は困難になるのは当たり前のことだ。新車マセラティのような完調な状態にはならないにしても、マセラティを取り扱っているという看板を掲げるマセラティ専門店ならば、どんなマセラティでも整備しますよという情熱と愛情を込めて、たとえメンテが困難なマセラティであっても取り組んでもらいたい。
nagaさんこんばんは。
この本読んでみました。確かに?と思う所が有りますね。○○時代のMaseratiの「駆け込み寺」なら分かるけど。古くても治せる人は治せるけど、、、と思ってしまいましたね。
そう思いますよね、なにか一番大切なモノが欠けている感じがしました。
そのようなところには、自分のマセラティを安心して預けたくありません。