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なんと、ランチア・アウレリアが復活するというニュースがあるのだ。

アウレリアと言えば、世界でも最も美しいスパイダーの一つと言われているB24アウレリア・スパイダーを思い起こさせるのだ。
アウレリアの名前はイタリア映画「Il sorpasso」に登場したB24アウレリアスパイダーを、ビットリオ・ガスマンとジャン・ルイ・トラティニアンが乗るオープンカーを思い出しますが、このアウレリアの名前を冠したニューモデルとして計画されているのだという。

ランチアCEOのルカ・ナポリターノ氏はランチアの将来について、Automotive News Europeでプロジェクトの行程を次のように示唆しています。

最初に出てくるニューモデルは、現行イプシロンのフルモデルチェンジ。
2024年にはその姿を現すという。Y10から数えて5世代目となるニューイプシロンで、マイルドハイブリッドと100%のBEVをラインナップします。そして今までイタリア国内のみと、縮小していた販売ネットワークは欧州全域で再開することになります。オーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、スペインで復活、遅れてイギリスでも再開されます。イギリスでランチアブランドとして復活するということは、右ハンドルのランチアモデルが出てくるということである。そうすると必然的に期待されるのは、日本へのカムバックだ。日本ではランチアブランドの正規輸入は1999年に途絶え、以降細々と輸入されていた後、イプシロンはクライスラーブランドで国内販売されるのだが、クライスラーバッチをつけたイプシロンを誰が好んで買うのか……推して知るべしの結果となった。

それ故に筆者は日本での使い勝手の不利な左ハンドルをあえて承知で、ランチアのバッジを付けた真正のイプシロンを買っている。余談だが、中古車市場ではクライスラーとランチアの2つのイプシロンは、例えば同じ年式、走行距離が同程度であっても、ランチアのバッジを付けたイプシロンの方が概ね20万~50万円程高い。

そして次に出てくるのが、アウレリアの名前を冠したニューモデル。
なんと2026年にコンパクト・クロスオーバーSUVとして蘇るとのではと憶測されているのだ。本当にアウレリアのネーミングとなるか現時点では定かではないが、以前、ルカ・ナポリターノ氏のプレゼンテーションビデオにも朱殷色のB24アウレリアスパイダーが登場したことを鑑みるとあながちガセネタではないかもしれません。 アウレリアSUVももちろん100%のBEVとなると予想されます。


3番目に、ニューデルタは2028年にデビューするとされています。
ランチアの3つのニューモデルは、ステランティスグループのアルファロメオ、DSとプラットフォームを共有することになります。


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