• ついにセカンドライフが始まるイタリア車好きのブログです。

昨年、9月にもファクトリーツァーを申し込んだのだが、何と現地でコロナに感染してしまい、ドタキャンになったファクトリーツァーのリベンジだ。最後に見学したのは約5年前なので、その時の工場は、先代のグランツーリスモの生産ラインだった。この5年間のうちに生産車両は、グランツーリスモからMC20へと替わっている。また、マセラティ自社製のネットゥーノエンジンもここで完成されて、ボディに搭載しているので、以前のファクトリーとは大分様変わりしていた。

MC20とMC20Cieloはフル稼働中なので、ボディへの組み付け作業、ペイントエリア、内装組立など、従業員は忙しそうに動き回る。フルオートメーション化されていないので人間による手作業の組立行程が見れるのだ。男性も女性も、若い人よりも熟練の男性工員や女性工員の仕事が目立つ。エンジンは、完成直近の状態をベンチテストして、1基に2〜3名ぐらいのスタッフが、PCのモニターに映し出されている数値と睨めっこして、それをメモ帳に書いてチェックしてる。エンジン一つにしも念の入り用である。

若い人はどちらかというと、人との接客サービスに配置しているようだ。このファクトリーツァーのガイドも20台後半か30台前半と思われる男性と女性が担当している。残念ながら工場内は撮影禁止なので、写真はUPしていないが、ショールームはお見せできる。

また、この工場はご存知の通り、MC20とMC20Cieloだけ製造(他のモデルはトリノかローマ近郊の工場だ)しているのだが、新しいグランツーリスモは、このモデナ周辺でテストが繰り返されるようだ。工場内には、新しいグランツーリスモ・トロフェオ、グランツーリスモ・フォルゴーレも数台見かけた。フォルゴーレは構内を低速走行ではあるが走っている。しかし、なんと殆ど音はしないのだ。
かつての先代グランツーリスモの様なマセラティの快音は聞けなかった。市販車が本当にそうなるのかは、判らないが。。。


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