• ついにセカンドライフが始まるイタリア車好きのブログです。

今年前半にランチアは、コンセプトカーPu+Ra HPEを公開して、復活の狼煙を上げた。これでランチアの消滅が亡くなったのは、誰もが認識したのだ。ここのところ沈黙状態であったが、今月27日はランチア創立記念日で、117年の歴史を刻むのだが、来年デビュウする新型イプシロンに合わせて、3部構成で「復活のストーリー」と題して、オンラインによるプロモーションビデオが公開される。

今回はその第一弾!。
CEOルカ・ナポリターノ氏が「ランチアは進歩的な伝統ブランドだ。」語り始める。
撮影場所は、筆者が6月に訪問したトリノのヘリテージハブだ。ここには歴代のランチア車がずらりと並んだ言わばランチア博物館ともいえる程の掛け替えのない貴重な名車が揃っているのだ。

このビデオではルカ・ナポリターノ氏曰く、
「私たちは常に大きな野心を持って未来に目を向けているため、進歩的ですが、同時に、1世紀を超える輝かしい歴史と深く結びついているため、古典的でもあります。過去と未来を行き来するこの旅において、ランチアは常に内装の快適性を重きに考え、ただ運転するだけでない快適な居住空間を生み出してきた。そこにはテクノロジー、パフォーマンス、スタイルと全てが同じくらい重要であり、ランチアにとって不可欠な要素です。車内でくつろぎの時間を過ごせるようにデザインするのである。ランチアでは、イノベーションとデザインが一体となって未来を創造し、あたかも美しいイタリアの家庭のようなおもてなしのコンセプトがランチア車を構想し体験する新風を吹き込みます。」

このプロモーションビデオの第2弾は、来週に公開されるとアナウンスされている。おそらく過去のランチアの様々なディティールが、これから出てくるニューモデルに反映されるプレゼンテーションになると思われる。

来年の6月に新型イプシロンはデビュウする。その新型は5ドアの2BOXでSUVとは一線を画すことになり、現行モデルより一回り大きくなる。2025年はイプシロンはスポーツバージョンであるHFの名を冠したモデルも予定されている。詳細は明らかにされていないが、新型イプシロンはBEVモデルとなり、最高出力240馬力を発揮、0〜100Kmは7秒を切り、最高速度は200km/hが可能だ。ベースモデルの価格は約3万€なので、日本円にして470万円以上になる。

いずれにしても、年末までランチアの動向に目が離せない。乞うご期待だ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください