• ついにセカンドライフが始まるイタリア車好きのブログです。

109年前、マセラティ社は、1914年12月1日にボローニャで、創業した。
イタリアに現存する自動車会社では、フィアットが1899年、ランチアは1906年、アルファロメオが1910年、4番目にマセラティが1914年に創業した。フェラーリやランボルギーニ、パガーニなどは戦後に生まれた会社なのだ。マセラティ社は、1900年代の初頭の自動車創成期の後半に生まれたと言える。109年の間に何度も危機があったが、幸いにも生き延びてこれた。イタリアという国自体がマセラティを支えてくれたのかもしれないと、筆者はそう考えている。 今や、イタリアの自動車産業の中のプレステージカーの製造において、なくてはならない役割を果たしているのだから、まさにイタリアの発展とともに歩んでいる訳だ。

そのマセラティを購入するという暴挙に出た筆者が初めて所有した222E に乗っていた頃、益々マセラティが身近感じることになる。どんな会社なのか、どんな人がオーナーなのか、いろいろ気になることになる。その延長線上にマセラティクラブがあった。何をしているのか、そこにマセラティデイがあった。他に何があるのか、ついに本国のイタリアでのマセラティは何をしているのかなど、あらゆる疑問がわき出てきた。そして遂にこんなイベントもある事を知った。それが、1994年9月に開催された創立80周年の記念イベント「オッタンタンニ マセラティ」ottant’anni Maseratiだった。ここにその時のビデオがあるので、ご覧ください。

前半はイタリアアルプスを横断する雨のツーリング、後半はなかなか興味深い、イモラサーキット、チーロメノッティ工場のトライデントタワーが建つ前の古い工場も観れる。登場する人物には若かりしアドルフォ・オルシJr.、マリーア・テレーザ・デ・フィリッピス、ルイージ・ヴィロレージ、当時のマセラティ社長のエルジニオ・アルツァーティなども垣間見れる。参加車両は140台ぐらいで、最初のGPカーティーポ26から、最新のマセラティが並ぶ。今では信じられない程の数のクラシックマセラティに興味津々となるはずだ。またこの頃の最新のマセラティとは、シャマルやギブリⅡや、QP4のことを言うのだ。画像は昔のビデオなので、鮮明ではないが十分に当時のイベントの様子が判る。

時は10年を経て、再び2004年にマセラティ創立90周年イベントが、9月に開催される。この頃筆者は、仕事に多忙を極めた、イタリアに行きたいが行けそうにない、だから行った気分を味わいたく、2004年の数年後に、その時にデビュウしたスパイダー90アニヴァ―サリーを手に入れた。

時はさらに10年を経た。2014年9月、再びのイベントは、100周年ミーティング(チェンテナリオ・ギャザリング)の名前で開催した。筆者も念願敵ってようやく行けた。たった5日間の滞在であったが、モデナ、クレモナ、トリノと移動しながら、イベントを満喫した。コンセプトカー・アルフィエーリにも会えた。筆者のスパイダーの90台中のゼロ番にも会えた。とても鮮明に覚えている。

そして、来年2024年にマセラティは110周年を迎えることになる。
きっと110周年の記念イベントはあるはずだが、未だ判らない。。。筆者は今から準備に備えたいと考えているのだ。乞うご期待だ。


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