ランボルギーニ:ウルス・ペルフォルマンテのパトカーがデビュウ

遂にウルス・ペルフォルマンテのパトカーが来年に登場するようだ。
ランボルギーニは過去に、ガヤルド、ウラカンのパトカー仕様を納車しているので、3車種目となる。それにしてもウルス・ペルフォルマンテ・パトカーは一言、めちゃくちゃにカッコいいに尽きる。

ボディカラーは、素敵な空色のポリツィッアカラーだ。オリジナルのウルス・ペルフォルマンテと同様に、フロントエアダム、サイドスカート、リア・ディフューザーまでカーボンファイバーで武装されている。フロントフェンダーには、「PORIZIA STRADALE」の紋章とトリコローレのラインが入っている。さらにその下には、ブルーと黄色のチェック柄の反射板がアクセントになっている。

赤色灯ならぬブルーのLEDライトが、ルーフとフロントグリルにあり、アウトストラーダの後方から接近しても即座に、スーパーSUVと判るだろう。ウルス・ペルフォルマンテのパトカーに搭載するエンジンは3996ccV型8気筒ガソリンツインターボ。666ps/6000rpmの最高出力と、850Nm/2300〜4500rpmの最大トルクを誇る。0〜100km/hの加速タイムは3.3秒、100km/hから完全停止するまでの制動距離はわずか32.9m。最高速度は306km/hに達する。アウトストラーダでどんな交通違反を起こしても、このスーパーSUV(イタリア語でいうとスーペルスッブという)が後方から接近したら、逃げ切れないだろう。

ハッチゲートを開けると、アウトストラーダを走行する後続車に、即座に走行指示を出す折り畳み式のサインボードが搭載されている。そして救急車としての役割も担うウルスパトカーは応急処置用のAED装置、緊急時の臓器移植を待つ病院までの臓器を移送する際のポータブル冷蔵庫も完備しているのだ。詳しくはウラカンのパトカーにも記載してあるので、ご覧ください。

このウルス・パトカーの納車式には、ジョルジャ・メローニ首相とアウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマンの貴重なツーショットもある。

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