ガンディーニといえば、誰も知っている世界的なイタリアの有名カーデザイナーだ。その彼がトリノ工科大学の名誉学位を授与された。その授与式が行われたのだ。天才とも奇才とも言われるほどの自動車デザイナーで、多くのスーパーカースタイルを生み出し日本でもそのファンが多い。トリノ工科大学のキャンパスには、ガンディーニの作品が並べられ、85歳にして卒業授与式のインタビューで彼はこう言っている。
「父は、オーケストラの指揮者だったので、私をピアニストにさせたかったのだが、私はスタンウェイのピアノの鍵盤が大嫌いだった。。。ある時、ランボルギーニ・ミウラに乗って、父は私がエンジンを奏でる事が出来ることを理解してくれたよ。」
多く参列者はマルチェロ・ガンディーニに祝福と感謝の気持ちでいっぱいだった。
それにしても写真からわかるように、杖をついて歩くガンディーニ、現在の健康状態の詳細は不明だが、いつまでも元気でいて欲しいと切に思うのだ。