筆者の借りているデルタ・ディーゼルは、安いレンタカー屋さんで借りたお陰で、先日お話しした通り問題があった。翌日には右側ヘッドライトを交換して貰ったので、これで完璧と思ったのが間違いだった。左のウィンカー出しても今だに早いフラッシャー点滅のままだ。どこか変だなと思って、ボディをよくよく一回りしてみると、左後ろのウインカーが点滅していないではないか!!しかもこのウインカーのランプはLEDだから、修理屋に行っても直ぐに交換出来ないと思われる。仕方なく諦めてそのまま乗り続けることにした。警察に見つかったらお咎めされるかもしれないが、もうどうしようもない。結構イタリアで道を曲がるときにウィンカーを点滅させないで曲がる人が多いので、バレないかも。更に幸いなことに、ロータリー交差点はウィンカー点滅はほとんど使用しない、使う時は十字路の交差点ぐらいなので、使用する確率は低い。
更に。。。この壊れた左ウィンカーは時々直るのだ。どうやらLED自体は問題なくコネクターの接触不良のようだ、ボディの左後ろのウィンカーあたりを叩くと復活するのだ。やれやれ厄介なデルタであるが、走れば楽しいデルタに感謝です。
そしてこの不具合満載のデルタで、宿から1時間で行けるアルベロベロに行ってきた。当時は天気があまり良くなく現地に向かえば向かうほど雨が強まり、結局雨具を準備して歩いたのだが、早めに切り上げてしまった。
翌日はマルティナフランカに行ってきた。ここも南イタリアの観光スポットの一つで、迷路のように曲がりくねった小道に白い建物が続く、チェントロストリコにドゥカーレ宮殿、賑やかな朝市もある、伝統料理のカポコッロを食べて、宿に帰る。
ランチア・デルタ・ディーゼルとはこれでお別れだが、燃費は良かった借りた時はほとんど空の状態で、ガソリンスタンドで満タン補充、4日間で合計471Kmを走破した。目算だがガソリンのメーターは残量50%だ。ガソリン容量が57Lなので、燃費は16.5km/Lとなる。
「ランチア:デルタ・ディーゼルで行くアルベロベロとマルティナフランカ」への4件のフィードバック