何度目であろうかマセラティ・ファクトリーツアーに参加した。今回のファクトリーツアーで注目したのはマセラティのレパルト・クラシケが稼働しことだ。
このエリアには見学に訪れた時は2台のマセラティが入庫中であった。濃紺のミストラルと赤いシャマルだ。ミストラルはもう少し時間がかかりそうだが、シャマルはほぼ完成まじかだが、一つだけ問題があった。それがこのリアから見た写真で、その問題がお判りになれば、あなたはマセラティスタとして堂々と胸を張れることができる。
そうでね。リアマフラーがオリジナルでないと気がつけば合格です。
筆者は早速クラシケ担当のクリスチャン・ボルゾーニ氏に確認して見たところ彼はこう答えた。
「これはINOXのマフラーを装着しているので、このままではクラシケの承認が取得できないので、オリジナルのマフラーに交換する予定だ。交換完了すれば1〜2週間でマセラティクラシケを取得出来る。」
どうですか。マセラティクラシケの取得を目指している人は、基本的にオリジナルを優先してください。そしてクラシケの取得には条件があるので、再確認してください。3200GT以前のマセラティか、以降のモデルであってもスペチアーレ系であればクラシケ取得の条件に該当します。ですので、残念ながらながらタダのグラントゥーリズモでは対象外なのでご注意ください。
因みに、ボルゾーニ氏は来年の3月に来日して、日本でのクラシケ認定の準備をはじめるとのことだ。しかし、これはご存知の通りマセラティは社長が交代したばかりなので、今後の社の方針が変わる可能性もあり流動的だと思った方が良いかもしれない。
nagaさん今晩は。デトマソ期のモデルもクラシケの対象になるとは、驚きました。
この時代のモデルは冷遇されてますからね。
2000年代の初頭にフェラーリ傘下になったときは、デトマゾ時代を排除されていましたが、デトマゾ時代があって今のマセラティがあるわけですから、ビトゥルボシリーズもマセラティクラシケの一端を担うのは必然だと思います。ですので、G~cupさんのオープンカップも大切にしていただきたいです。