424.80平方メートルという、マセラティとしては日本最大級のショールームで国内最大級の敷地面積を誇るという。オープン間もないショールームに早速出かけてみた。筆者の家から30分ぐらいで到着できる。横浜のマセラティショールームは3200GTがデビューした頃から市内の北部エリアに存在していた。(その後、総代理店から日本法人マセラティジャパンへと紆余曲折を辿りサービス工場も出来たり消えたりしたが。。。)横浜は東京に近いこともあってオーナーもそれなりの数はいる。筆者は横浜在住だが東京にあるショールーム・工場でも不便とは思わない。理由はクルマで行っても都内は1時間以内だからだ。



しかし近年これだけマセラティの知名度も上がり、販売数も増加しているので、横浜に拠点がないと不便なオーナーもいるかもしれないので、新たなショールームとサービス工場は歓迎すべきと言える。長年のマセラティオーナーとしてみると、10年サイクルでショールームはリニューアルしている感じだ。先代ショールームは白を基調としてエレガントな雰囲気であったが、今回は一転して黒を基調としたシックな佇まいだ。









観てきた展示車両は、日本限定車で往年のレーシングモデルである350Sを彷彿させるMC20シエロ・リミテッド・ロッソ・ヴィンチェンテ』と、MC12GT1をインスパイアし世界限定車で日本には1台のみが上陸した『MC20レッジェンダ』の2台、それとケン奥山氏がデザインしたグレカーレトロフェオのフォーリィセリエ『ピュアネスオブアジア』である。



サービス工場も広大で同時に4台ぐらいは整備できそうだ。これから登場するフォルゴーレ(EV車)にも対応可能だという。
しかしながら、古いマセラティをメンテが出来ないのであれば、これは片手落ちと言わざる得ない。いつまで経ってもサービス工場の能力は進歩がない。そしていつになったらクラシックから最新モデルまで平等のサービスを提供できるのか。


