久しぶりのスパイダーの近況はやっと屋根が開く様になった。🙂
屋根が開かなくなった原因は、屋根を開ける部品モーターが壊れたのだ。
この部品は既に国内に在庫が無いため、いつもの御用達のカロッツェリアカンパーナにも在庫が無く、結局、ドイツにあったリビルト品を購入することになった。まあ、純正品の正規価格よりは安かったので、取り敢えずこれを購入して取り付けることになった。モーター部品は純正品はこの画像に書いてある通りです。


左が正規品の価格154、842円、右はリビルト品で50,000円だ。
取り付け作業は順調に進んでいたのだが、リビルト品のモーターの力が強すぎて稼働するワイヤーに負荷がかかり切れるかもしれないということになった。。。いろいろとメカニックの方が四苦八苦したが、モーターまでの電源コードの間に抵抗器を入れたらスムーズに開閉する様になった。



懸案のマセラティクラシケについては、書類審査は既に通っているが、筆者のスパイダーは今回のクラシケ申請の中で最も新しいモデル。日本ではマセラティブランド価値や希少性に対して十分に評価されていない状況の中、ブランド価値を高める重要なプロジェクトであるので、先輩方のマセラティ、古い順で、かつ希少性の高い限定モデルからクラシケ認定を優先的に施工することが重要だと思うので、急いではいないとクラシケ担当に伝えてある。



そして実は最大のハードルは、やはりそのクラシケ費用の資金繰りだ。これは個人の価値観によって左右され、高い安いがあると思うが、筆者のスパイダーのように20年を超えたヤングタイマーの個体は、機械の老朽化により今回のような突然の故障はいつ発生するかわからない。ましてクーペではない屋根が空くスパイダーは、その部分がクーペ+αの費用が掛かるのだ。その分、確かにスパイダーであればクーペボディより価値観的には遥かに上位なのだ。さらに現在円安がこのまま進めば、現在頂いているクラシケ審査費用総額約100万円以上だが、それが来年になってプラス10万円も上がってしまったらどうする?そして現状のスパイダーは内装、オーディオをアップデートする予定。クラッチとカンビオポンプもいつ壊れるか分からない。。。それらを全て施工するとしたら200万は遥かに超えることになる。200万もあったらイタリアに4回は行けるはずだ。前途多難ではあるが、とりあえず「出たとこ勝負」しかない。
nagaさん今晩は。無事修理が完了して良かったですね。クラシケの件ですが、オリジナル部品でないと不可とか、リビルト品なら可とかガイドラインって有るんでしょうか?
ガイドラインのような書面はあります。そのようなきちんとした判別は記載されていません。しかし、オリジナルに準じていれば、許容範囲と解釈もできます。実際は本当に在庫が無いので選択肢はリビルト品しかありませんので。。。