2026年イタリア・マニアック紀行:雨が綴るモデナ。指紋登録から始まった

イタリア入国時の「指紋・顔写真」登録(EES)

4月13日に羽田からイタリアへ経ちました。今までの出国審査と違いがあるので、参考までに書いておきます。
2026年4月からの「EES」徹底解説

これまでは、審査官がパスポートの余白を探して「スタンプをポン」と押すだけのアナログな管理でした。しかし、現在はすべてがデジタル管理に移行しました。

「スタンプ」が廃止された理由

物理的なスタンプは、偽造がしやすく、滞在日数の計算(90日以内ルールなど)に時間がかかるという欠点がありました。
変更点: パスポートへのスタンプ押印は原則廃止

仕組み: 入国・出国の記録はEUの共通サーバーにデジタル保存されます。これにより「誰が今どこに何日間滞在しているか」をシステムがリアルタイムで把握できるようになりました。

閉じられた北と南の狭間で。イタリアへの『ミドル・コリドー』
1. 14時間超のロングフライトと最新航路

現状の整理: ロシア上空が閉鎖され、さらに2月末のイラン情勢悪化(2026年2月28日の衝突以降)により、中東ルートも厳しく制限されています。

カスピ海・コーカサスルート: 日本を出発したITAエアウェイズが、カザフスタン、カスピ海、そしてアゼルバイジャンを通過します。「北のロシア」と「南のイラン」に挟まれた、わずか数百マイルの極狭の「空の回廊」を飛ぶのである。

2. 機内モニターで見る「地図」のリアリティ

アゼルバイジャン上空: 窓の外は暗闇でも、機内モニターに表示される「バクー」や「カスピ海」の文字が、現在の世界情勢を雄弁に物語っていること。

情勢の影: 普段なら気にならない機内マップが、今回は「安全な場所を選んで飛んでいる」という航空会社のプロフェッショナルな判断の結晶と言える。もちろん、その監視は世界中24h完全体制なので、不足の事態は絶対に起きない。

そして、モデナは天気がよくない。明日16日から回復する予定だ。

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