バックミラーに映るのは、どこまでも続く緑の草原とオリーブ畑と時折見える白い風力発電。民家はほとんどないが、時々農家と広大な農園に葡萄畑がある。そこから車を東へ走らせ、いくつかの緩やかな丘を越えると次第に視界に広がるのは水平線の青い海と潮の香りだ。


■アドリア海の「青」に包まれる
ポリニャーノ・ア・マーレに到着した瞬間、目に飛び込んでくるのは、他のどの海とも違う**「ポリニャーノ・ブルー」**。切り立った断崖絶壁の上に張り付くように白い街並みが広がり、その足元には、吸い込まれそうなほど透明で深い青色が広がっているのだ。


■度胸試しの聖地:ラマ・モナキーレ(Lama Monachile)
街の中心にある有名な湾、ラマ・モナキーレ。ここは世界的な「クリフ・ダイビング」の大会が開かれる場所としても知られている。橋の上から眺めると、既に泳いでいる人もいる。


■「ボラーレ」のメロディとドメニコ・モドゥーニョ
海岸沿いを歩くと、両腕を大きく広げた銅像が迎えてくれる。この街が生んだ偉大な歌手、ドメニコ・モドゥーニョ。日本でも誰もが知っている歌。彼の代表曲『Nel blu dipinto di blu(通称:Volare)』の歌詞さながらに、「青く塗られた青の中へ」と飛び立ちそうなその姿。



