フェラーリの前会長・モンテゼーモロ氏は、FCAグループとPSAの統合による影響はないと明言しました。
加えて、今回の統合について「FCAとPSAを強化するものとなる。」とも言っています。また「カヴァリーノ・ランパンテの本体はどんな事があろうと影響をうけることはない。」と述べています。
今日、フェラーリ社はアニエッリ家を筆頭株主とした上場企業です。
フェラーリにとって、直接的にも、間接的にもいくらかのインパクトも無いと考えます。2015年までは、フェラーリの株式は、FCAグループが80%を保有していましたが、2016年の1月に、FCAとフェラーリは正式に分割されました。FCAとPSAは、統合の可能性について話し合われていました。
実際には、この期間に両グループは定期的に再接近していました。プジョー家とアニエッリ家はお互いを既に良く知っていました。