鳥羽を朝5時50分に出発、一路鈴鹿サーキットに向かう。伊勢自動車道を名古屋方面に北上。サーキットには7時10分に着く。途中前夜の雨もあがったのですが、高速道路の視界はまるで雲の中を走行している感じだった。
鈴鹿サーキットでのメインイベントは、本日、日本を初めて走るマセラティのスーパースポーツカーMC20の動く瞬間を立会いするためだ。そのために、日本各地からクラブ仲間が集合してMC20の晴れ舞台に花を添えるのだ。我ギブリディーゼルも関東から、大阪、名古屋、広島からと、合計25台の新旧のマセラティがサーキットに集合した。
MC20はブルーインフィニートと名付けられたこの色は、ミッドシップの兄貴分であるMC12を彷彿させる色なのだ。MC20を先頭にサーキットランをすることに。筆者のギブリディーゼルは、年式が新しい方なので順番からすれば後方のグリッドになります。それ故にMC20の影も形も見えません。ギブリⅡがMC20のお尻を眺めながら走行できるとは、うらやましい限りだ。前回鈴鹿に来た時はスパイダー90thでサーキットを走ったわけだが、その時は何と最前列。トップに位置するのはグランツーリスモMCトロフェオだったので、もろにエクゾーストノートが聞けたのが。。。
さて、筆者のギブリのエンジンはディーゼル仕様だ。こんなヘナチョコのマセラティでサーキット走れるのか?答えは走れると言えば走れるが、走れないと言えば走れない。。
とりあえず、センターコンソールにあるスイッチを、スポーツモードにON!、次にスカイフックサスペンションもON!、そしてマニュアルモードもON。鈴鹿のメインストレートから第一コーナーと第二コーナーを右に曲がれば、お!スカイフックサスペンションのお陰でロールは僅か、いい感じでコーナーを回ってくれます。前方を走るグランカブリオは、ゴムパッチン状態のV8ノーマルアスピレーションに快音が聞こえます。我ギブリ・ディーゼルはアクティブサウンドシステムは聞こえますが、静かなものです。S字コーナーもキレイにトレースしてくれます。ヘアピンコーナーに近づいたので、ここで伝家の宝刀、シーケンシャルダウンシフティング(ブレーキング中にダウンシフトパドルを引いたままにすると、自動的に1速づつシフトダウンするシステム)をかまします!2速になってなんとギブリディーゼルエンジンはタコメーターの針は4500回転とレッドゾーン手前を指す。さすがにギブリディーゼルの限界なのであり、まさに 走れると言えば走れるが、走れないと言えば走れないとは、このことだ。しかしながら楽しい4周であった
最後に、MC20のテストランを見る、おろしたてのエンジン故に回せないのである。
エンジンスタートの音は、グランツーリスモをはじめとするV8エンジンの迫力には少しばかり程遠いな??
アイドリング時これもあれ??何かどこかで聞いたようなエンジンサウンド、かつて筆者が所有していたアルファGT(直列4気筒JTSエンジン)に近いサウンドだった。何か物足りないなぁ~。マセラティ、環境対策に則したエンジンとは言え、こんなんで良いのか???
メインストレートを走る、高回転まで回せないので、これもこもった低音しか聞こえてこない。MC20、おそらく街乗りでは、全く面白くなさそうな気がします。やはり高速道路、ワイディングロードか、サーキットが本領発揮と行きたいところです。その時はきっとV6ツインターボのF1プレチャンバーが炸裂するのかもしれない。。。
nagaさんこんばんは。
やはり回せないので何だか消化不良ぽいですね。
でもアイドリング時にこれだと無機質な感じですが、最近の傾向なのかな?と思ってしまいます。パワー優先でエグゾーストノートにはこだわらなかったのかな?
おっしゃる通り、最近の傾向だと思います。
世の中的に所謂、爆音系はご法度のモードになってきているのかもしれませんね。。