ご無沙汰のグレカーレです。
さて。今回は乗り心地について少し述べたいと思う。以前にも少し感想を述べたが、ギブリ・ディーゼルはバネのサスペンションだったが、これが絶妙に筆者のセンスに合っていた。
ギブリ・ディーゼルのサスペンションは、どんな道路状況の大概の路面の凹凸や振動を吸収し、快適であった。これは、サスだけでなくおそらく、ドライバーズシートやタイヤなどの性能を含めた総合的な乗り心地であったと思う。また、車内の静粛性が高く、エンジン、風、タイヤからのノイズが抑えられた結果、乗っている人が快適だと思ったのかもしれない。そして油圧パワーステアリングも絶妙な軽さとセダンと言う比較的長いホイールベースのサイズが寄与していると思われる。セダンでありながら快適性とスポーティな運転感覚のバランスは絶妙であった。
方やグレカーレはどうかというと、筆者はオプションでエアサス仕様にしたのである。それはやはりギブリのような安定感と快適な乗り心地を期待したからである。しかしながら、今のところグレカーレはギブリの快適性を上回っていない。コンフォートモードにすると乗り味は幾分マイルドになるが、どこか落ち着きがない感じが否めない。おそらく最大の要因はホイールベースになると考える。そう前後方向で動きがセダンの感覚がない、やはりSUVはSUVにしかなれず高級車に乗っている気分になれない。但し、エアサスは車高を調整できるので、クルマを乗り降りする時に、自動で車高が低くなり、乗り降りをしやすくしている。これは流石に優れモノと思った。あとは、雨で道路が水たまり出来ているときは、車高を上げて走れるので、これまた便利だ。
写真はエアサスを下から見たところだ。黒い部分がエアサスだ。引き続きグレカーレのインプレッションはフォローしていくので、こうご期待を。