10月28日に開催されていたボローニャ見本市会場のオート・エ・モト・デポカへ見学に行ってきた。このショーはヨーロッパでは最大のクラシックカーショーで、旧車をはじめヤングタイマーや現行モデルや自動車部品、自動車クラブの紹介など多岐にわたる自動車関連の展示会である。差し詰め日本で例えればオートモビルカウンシルを5倍ぐらい大きくしたイベントと考えていただければ、解りやすいだろう。もちろんこの手のイベントでは元祖にあたる。
従って旧車もてんこ盛りのように沢山ある。例えばマセラティでは3500GTやミストラル、ギブリは少なくても3台づつぐらいは、すぐに見つけられる。したがって私のスパイダー90周年モデルでさえ2台あったのだ。因みに2台とも85、000€のプライスタグが付いているではないか。日本円にして約1400万円である。日本ではカーセンサーで見ると程度が良く且つ走行距離が短いスパイダーで500万円のプライスがつけば良い方だろう。ミストラルは19万€なので、約3135万円。3500GTは37万5千€なので、約6180万円だ。
マセラティは創立110周年なので、特別な展示も多数あった。いずれにしても日本では揃わない程のマセラティは大量に出展されている。