イタリア版グッドウッド誕生!ローマの新世代動的フェスティバル『GranMotori 2026』4日間の公式プログラム

毎年10月のイタリアといえば、ボローニャで開催されるヒストリックカーの祭典「Auto e Moto d’Epoca(オート・エ・モト・デポカ)」が定番ですよね。しかし今年、その勢力図が完全に塗り替わるかもしれません。

なんとその前週となる20261015日(木)〜18日(日)の4日間、首都ローマを舞台にした、イタリア初となる屋外型の超大型モータリングフェスティバル**『GranMotori(グランモトーリ)』**が世界初開催されることが正式決定しました。
現地イタリアの公式チケットローンチ(Feverとの独占提携)に伴い、ベールに包まれていた**「4日間のデイリーテーマと詳細プログラム」**が今週ついに確定公開されました。

ローマ・ラツィオ州が本気でバックアップする国家級プロジェクト

このイベントが従来の「インドアの展示型モーターショー」と決定的に異なるのは、そのコンセプトと圧倒的なロケーションです。
会場となるのは、ローマ・アッピア アンティカ公園内に佇む歴史的な美しいワイナリーの邸宅**「テヌータ・ディ・フィオラーノ(Tenuta di Fiorano)」。広大な屋外敷地を利用し、実際にエンジンに火を入れて爆音を響かせるパレードランやデモ走行、スタントショーがメインに据えられています。現地ではすでに「ローマ版のグッドウッド(Goodwood romana)」**と呼ばれ、凄まじい熱量で語られています。
さらに驚くべきは、単なる一企業の商業イベントではないという点です。運営の「Be.it.Events」と共に、「ローマ・ラツィオ州コンベンション・ビューロー」が公式デスティネーション・パートナーとして全面バックアップ。イタリアの自動車文化(ヘリテージ)を世界中の富裕層やコレクターにアピールするため、行政が予算とリソースを投じる一大国家級プロジェクトなのです。

📅 確定した4日間のデイリー・プログラム詳細

全日程を通じて**「600台以上」のアイコニックカー、ヒストリックレーサー、最新のスーパーカー**が集結しますが、日毎に異なるエッジの効いたテーマが設定されています。

🔴 10月15日(木):【Cinema, Passione e Dolce Vita】

 テーマ:映画、情熱、そしてドルチェヴィータ
 見どころ:イタリア映画史やビジュアル文化の中で、スタイルの象徴として描かれてきた「モーター世界」の融合を祝う大人の美学デイ。往年のスクリーンを彩った名車たちが、秋のローマの美しい木漏れ日の中を駆け抜けます。

🔴 10月16日(金):【Female Perspective & Next Gen】

 テーマ:女性の視点 次世代への展望
 見どころ:これまで男性中心とされがちだったモータースポーツや自動車デザインの世界に、新たな風を吹き込む女性ドライバーや若きイノベーター、スタートアップにスポットを当てる日です。

🔴 10月17日(土):【Design & Supercars】★最注目のハイライト!

 テーマ:デザイン 新旧スーパーカー
 見どころ:フェスティバルの熱量が最高潮に達する土曜日。イタリアン・デザインの神髄を極めた伝説のプロトタイプから、現代の最新ハイパーカー、パフォーマンスカーたちが特設コースを全開で攻め立てます。エンスージアストの五感を最も刺激する1日になることは間違いありません。

🔴 10月18日(日):【Racing & Performance】

 テーマ:レーシング パフォーマンス
 見どころ:歴史的なモータースポーツのレーシングヘリテージを称える最終日。各国の名門オーナーズクラブや世界的なコレクターたちが一堂に会し、パッションを爆発させる感動的なフィナーレを迎えま。

🏁 気になるエントリー車両は?

世界の名匠「コッラード・ロプレスト」氏の参戦が確定!
「具体的にどのクルマが走るのか?」というリストについて、主催者側は現在、世界中のクラブやコレクターからの最終申請を受け付けている段階であり、具体的な個体名リストは開催直前まで伏せられるタイムスケジュールとなっています。
しかし、クラシックカー・エンスージアストならこれだけで狂喜乱舞する超大物の参戦が確定しています。
イタリアが世界に誇る稀代のコンクール・デレガンス常連コレクター、コッラード・ロプレスト(Corrado Lopresto)氏が「Heritage & Design Curating」としてイベントに全面協力を表明。
すでにプレゼンテーションの場には彼のコレクションから4台の珠玉のクラシックカーが持ち込まれており、本番では彼が秘蔵する**アルファロメオやランチアの「世界に一台しか存在しないワンオフ・プロトタイプ」**が、ローマの地で実際に咆哮を上げて走る姿が見られるのは確実視されています。
さらに、今回の公式プログラムでは以下の**「3大アニバーサリー(記念周年)」**の特別フィーチャー企画もアナウンスされています。

 🏁 Targa Florio(タルガ・フローリオ)120周年記念

 🎨 Carrozzeria Touring(カロッツェリア・トゥーリング)100周年記念

 🍀 Alfa Romeo Duetto(アルファロメオ・デュエット)60周年記念

メーカーの歴史遺産部門(Stellantis HeritageやFerrari Classicheなど)や世界的なクラブの垣根を越え、これらの歴史的記念碑と言えるマスターピースが動員される予定です。

📝 編集後記:2026年秋、イタリア車の新潮流を見逃すな

新車を並べて売るだけの商業的なモーターショーが世界中で衰退する中、英国のグッドウッドや米国のペブルビーチのように、「文化と歴史、そして走る姿」を五感で共有する体験型フェスティバルへと時代はシフトしています。
これまでイタリアには「静の展示」であるボローニャしかありませんでしたが、この『GranMotori』の誕生によって、**「走る姿を魅せる動のローマ」**という完璧なピースが埋まることになります。
10月中旬にローマの『GranMotori』を堪能し、その足で翌週のボローニャ『Auto e Moto d’Epoca』へハシゴする――。2026年秋、イタリア車を愛する者にとって、これ以上ない至高のロードトリップが完成しそうです。
今後、さらなる続報や具体的な持ち込み車両の噂が現地フォーラムでキャッチでき次第、またどこよりも早くお届けします。続報をお楽しみに!
(一般入場チケットはFeverにて85ユーロ〜で販売開始されています。秋のイタリア行きを計画されている方は要チェックです!)

既に筆者の情報に興味を示して一緒にイタリアへ行く方が6名も集まりました。

Foto by Gran Motori 2026

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