• ついにセカンドライフが始まるイタリア車好きのブログです。

10月25日イタリア・パドヴァで開催されるクラシックカーのイベント、アウト・エ・モト・デポカ」のオークションに2台の3500GTがオークションにかけられます。

1台は、納屋モノの3500GTです。
御覧の通り錆びだらけですが、しかしこの3500GTはただの3500GTではありません。あのアルゼンチンのレーシングドライバーであった、ファンジオのモノであったという素晴らしいヒストリーがついているのです。彼はイタリアに滞在してる時に、日常的にこの3500GTを使用していました。時に研究の為に使用されたこともあったようです。モデルの開発のために、ロードテストはファンジオに委ねられたり、あるいはマセラティエンジニアによって使われることもあったのです。
また、このクルマに関するファンジオ自筆による証明書も一緒に販売されるのです。

もう1台の3500GTは、完璧にレストアされた3500GTです。
こちらは、エンジンレストア後の走行距離はたったの150Kmです。マセラティの作るGTは、豪華さと快適さを、優れた機械的信頼性と、完全な快適さで高速で長距離を移動できるスポーティなキャラクターと組み合わせることができます。インテリアの質感も高く、エンジンは220馬力を5500回転で発揮します。最高速度は230Km/hに達します。チューブラフレーム構造をもち、1964年まで製造され、2、226台が生産されました。
この3500GTはファンジオが運転していたわけではありが、最高のコンデションです。

2台の3500GTですが、売値は、納屋モノの錆びたファンジオ3500GTは、 475,000~575,000€(約5、800万~7、100万円のプライスタグがつけられました。
対する、完璧なコンディションにレストアされた3500GTは、280,000~300,000€(約3,400万~3,690万円)のプライスタグがつけられています。ファンジオの3500GTは、錆びているのにもかかわらず完璧レストアされた3500GTより高いのです。

 


コメント一覧

返信2019年10月11日 10:47 AM

G-Cup26/

ご無沙汰してます。  Old Maseratiも高騰してしまいましたね。いや、正しく評価されてますね。 以前Maserati Dayのツーリングで3500の助手席にのせて頂きましたが、荒々しい低音のエンジン音がたまりませんでした。そういや、クラブで初代Ghibliにお乗りだったB氏もフェラーリが高音の魅力なら、Maseratiは低音の魅力だとおっしゃってましたが。

返信2019年10月11日 5:31 PM

nagaryu25/

こんにちは、G-CUPさん 確かにクラシックマセラティには低音の魅力ありますね。ギブリ、ミストラル、セブリング。。みんないい音します。

返信2020年9月11日 7:19 PM

マセラティ:新たなフォーリセリエが登場します - Una bella macchina 224/

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