• ついにセカンドライフが始まるイタリア車好きのブログです。

これは先日発表されたばかりのギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテの3つのモデルのトロフェオシリーズにのみ適用されるオーダーメイドのカスタマイズプログラムで、MC20も予定されています。

フォーリセリエは、フェラーリやマセラティなどが顧客のオーダーに合わせてカスタマイズしたいわばメーカー公認のモデルを言います。マセラティは1950年代頃からロードカー3500GT5000GTなど、顧客のリクエストに応じてカスタマイズしたモデルをフォーリセリエと呼びました。
今回は、マセラティのチェントロスティーレとガレージイタリアハブとのコラボレーションによるプログラムです。

カスタマイズは3つのテーマがあります。コルセ(レーシング)、フトゥーラ(未来)、ウニカ(唯一)の中からオーナーは選べ、モデナ本社にあるサルトフォーリセリエ部門で、オーナーの好みのリクエストに応じてデザイナーが、ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテを内外装を仕立てていきます。サルトフォーリセリエとは、イタリア語で「フォーリセリエ(番外シリーズ)の仕立て屋」という意味です。

ギブリ・トロフェオ・コルセ
かつてのジェントルマンドライバーによるレースの遺産をインスピレートして、いぶし銀とボディの中央を走る2本の赤いセンターラインで表現しています。

レヴァンテ・トロフェオ・フトゥーラ
素材と色彩の実験のコンセプトに基づいており、技術革新のサポートにより、マセラティとガレージイタリアがインテリア、プロダクトデザイン、スポーツウェアセクターから派生した新しい素材の組み合わせを可能にしています。デザインセンスに加えて、素材の性能と持続可能性に大きな注意が払われています。 

クアトロポルテ・トロフェオ・ウニカ
ボディワークには、あらゆるところに装飾的なトライデントがちりばめられ、ボディカラーは白で、アルミホイールは赤いラインの仕上げと赤のブレーキキャリパーが付いています。 室内は白とターコイズブルーの布張りが特徴で、時間帯によっては、ガラス窓のクリスタルカラーにより光が車内に投射されます。

このフォーリセリエが日本でも可能かは判りませんが、これからオーダーする人は、是非トライして頂きたいですね。イタリアの真髄に満たされた貴重モデルとして価値は高くなるのは確実です。


コメント一覧

返信2020年9月29日 6:30 PM

フェラーリ:ワンオフモデルのオモロガータ - Una bella macchina 224/

[…] これはフェラーリの重要顧客からのリクエストに応じてたった1台だけ製造されるフェラーリの公式なモデルとなり、60年代にレーシングシーンで活躍した250GTOや250LMを現代に蘇らせるために敬意を表して作られたワンオフモデルです。812スーパーファストを基本に様々なモデファイがされています。これもフォーリィセリエと同じことですね。 […]

返信2020年10月29日 10:06 PM

アルファロメオ:特別にカスタマイズされたジュリアが登場 - Una bella macchina 226/

[…] このジュリア・グランツアーは、イタリアのレンタカー会社であるハーツ・イタリアの設立60周年を記念したレンタカーです。カスタマイズしたのは、ミラノのガレージイタリアハブです。ガレージイタリアハブはご存知の通りマセラティのフォリーセリエの担当もしている会社です。 […]

返信2022年8月30日 11:57 AM

グレカーレ・フォーリイセリエ - Una bella macchina 225/

[…] マセラティ:新たなフォーリセリエが登場します – Una bella macchina 2 (ryu… […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください