現在、ミラフィオーリ工場は、マセラティ・レヴァンテとフィアット500eを生産することにより、年間8万台の生産能力を有することになります。
さらに、州都トリノがあるピエモンテ州の州知事のアルベルト・チリロ氏は、ミラフィオーリ工場を年間生産能力を12万台まで引き上げ、レイオフを無くすと明言しています。そのプラス3万台に充てられるのがマセラティであるということです。
現在、ギブリ・クアトロポルテは、同じトリノのグルリアスコ工場です。また来年登場予定のマセラティ・コンパクトSUVは、ローマの南郊のカッシーノ工場で生産されることが決まっています。
また、ご存知5月に登場するミッドシップスーパースポーツはマセラティ地元モデナのチーロメノッティ工場で生産されるのが決まっています。
残りの完全電化されたグランツーリスモ・グランカブリオはトリノで生産されるとアナウンスされていますが、グルリアスコ工場かミラフィオーリ工場か定かでありませんでした。それ故に、次期グランツーリスモ・グランカブリオ は、ミラフィオーリ工場で生産されることが濃厚かもしれません。