リアルな熊出没より待ち遠しい!フィアット新型SUV「グリズリー」の日本出没を乞う

テレビやネットのニュースを開けば、連日のように日本全国での「熊の出没情報」が世間を騒がせているが、今、最も首を長くして、日本のショールームへの“出没”を待ち望んでいるのは、東北の山奥ではなくイタリア・トリノ生まれの「熊」だ。

そう、いま本国のフィアットが公式画像を初公開し、2026年後半の欧州導入に向けて最高に盛り上がっている新型コンパクトSUV、その名も**「グリズリー(Grizzly)」。
クーペライクな兄弟車「グリズリー ファーストバック」と合わせて発表されたこのモデル、仕上がりが本当に素晴らしい。全長4.5メートル以下に抑えられたスクエアでモダンな塊感、グランデパンダ譲りのピクセル感あるシャープなLEDヘッドライト、そしてステランティスの「スマートカー」プラットフォームがもたらす圧倒的な実用性。ガソリン、マイルドハイブリッド、そしてBEV(電気自動車)と全方位のパワートレインを揃え、日常の足をポップにアップデートしにくるその姿は、まさに2020年代後半の「フィアットの本気」といえる。
魅力的な新型車がこれでもかと揃い、本国は完全に第2の黄金期を迎えていると言える。

日本のラインナップにも、そろそろ「新しい風」を

現在の日本のショールームを見渡してみると、不朽の傑作「500(チンクエチェント)」とその派生モデル、そしてようやく導入された「600e(セイチェント)」が中心だ。
もちろん、500のタイムレスな魅力は唯一無二、日本のファンに長く愛されてきた原動力だ。しかし、本国で「トポリーノ(Topolino)」が街を軽快に駆け抜け、「グランデパンダ」が話題をさらい、さらにタフな「グリズリー」までがスタンバイしているという海外のWebカタログを眺めていると、日本のイタリア車ファンとしては「早く実車に触れてみたい!」とウズウズしてしまうのが本音だろう。

筆者は4月に渡伊した時に既に沢山のグランデパンダが走っているのを見ているが、洗練されたボディスタイルに、流石モダンなイタリアンデザインだと感心したものだ。
コモディティ化した国産ハイブリッドSUVや、少し無機質なEVばかりが溢れる今の日本の道路にこそ、このグリズリーのような「道具としてガシガシ使い倒せる、愛嬌とセンスに溢れたラテンのSUV」が絶妙なスパイスになるはずだ。

期待を込めて、気長にその日を待つ愉しみ

日本のインポーターであるステランティス・ジャパンさんの型式指定や導入プロセスにはそれなりの時間がかかるのが常、右ハンドル仕様のセッティングなど、超えなければならないハードルが多々あるのは百も承知である。

本国でフレッシュなトレンドとして輝いている“今”すぐに乗れないのは少し物足りないのは事実だ。そこはそれ、「次は何が上陸するだろう?」とあれこれ妄想しながら待つ時間こそ、インポーター付きの輸入車を趣味にする者の、贅沢な特権(あるいは様式美)なのかもしれません。

このYouTubeのPVではフィアットのCEOのオルヴィエ・フランソワが面接官に母はフィアット、兄弟はグランデパンダとパンディーナと答えている。

世界中でこれほどフィアットというブランドを愛し、長く支え続けてきた従順な日本のユーザーたちのためにも、日本でもぜひ前向きなご検討が必要だろう。
「熊」のバッジをつけた最新のフィアットで、日本の美しい街並みやワインディングをドライブできる日が一日でも早く訪れることを、今はただ、首を長くして楽しみに待つことにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください